平成4年、札幌医大を卒業して以来、札幌医科大学麻酔学講座に入局。
平成8年に整形外科へ転身するまでの4年間、世界的に有名な並木昭義教授をはじめとするスタッフのもとで勉強させていただきました。麻酔科医として培った 経験のもと、平成8年からは、かねてからの希望である整形外科医となるため、北海道大学医学部整形外科学講座に入局。整形外科医としての第一歩を踏み出し ました。
ここでも、世界的に有名な金田清志名誉教授(当時教授)をはじめとしたスタッフのもとで勉強させていただき、北海道大学病院や帯広厚生病院、市立旭川病院 等道内の主要な病院で仕事をし、開業前は函館中央病院整形外科で下肢疾患を中心とした診療を行っておりました。
整形外科は外傷を治療するための専門であるだけでなく、加齢変化のために生じる運動器疾患を治療することも重要な役割のひとつです。運動器疾患により腰下 肢の関節痛、筋力低下が生じる運動器不安定症が進行すると、起立・歩行が困難になり自立した生活が困難になります。これらを改善し生活の質を向上させ地域 の人たちの健康寿命を延ばす事が私の理念です。
開業を考えたのは総合病院ではお ろそかになってしまいがちな医療の基本となるコミュニケーションを充実させたいということや、外来通院で可能な保存療法など簡単な日常生活指導や物理療法 で症状を改善し、より多くの患者さんにきめ細かいサービスを提供出来ないかと思ったからです。
手術が必要な患者さんには函館中央病院、市内の総合病院と連携をし地域の皆様が健康に生活が出来るようお手伝いさせて頂きたいと思います。
理事長 院長 滝 健 児 |